べっかんこう氏は自分の絵は「上手い絵」だと思っていない? 
私の読解力ではそうなります(おっ)。
1. べっかんこう絵は上手くはないが、可愛い
まずはっきり言っておきたいのは、べっかんこう氏は絵が上手いわけではないということです。
(中略)
しかし、べっかんこう絵には大きな魅力があります。それは、彼の描く女の子たちは、
実に無邪気に、底抜けに明るい笑顔を浮かべているということ。つまり、可愛いのです。
何か、かな~りひどい書かれ方をされている様に思えますが、そこは本論ではないので脇に置きます。
これがユーザー側の認識だと仮定すると、ではべっかんこう氏自身は自分の絵をどう思っているのか?
- メガミマガジンクリエイターズ vol.12 11ページ
Q:今後の目標を教えてください。
A:(中略)長期的には、いろいろと絵の勉強をしています。
かわいい絵というのはもちろんキープしたままで、
上手い絵という方向に近づけていければと思っています。
つまり自身では「かわいい絵」というラインはクリアしていると認識していて、
次は「上手い絵」という要素を取り入れていこうとしているのではないかと受け取りました。
もちろん、本当にどう思っているのかは分からないし、調べる手段もありません。
ただ、こういった発言もしていたという事を提示したかっただけです。
で、べっかんこう氏が自身について語ったという記事は非常に少ないのですが、まったくない訳ではありません。
- メガミマガジンクリエイターズ vol.4 17ページ
- マジキュー vol.27 15ページ
に書かれていた数少ないインタビュー記事をちょっとまとめてみました。
―― 漫画は、いつ頃から、どんな内容のものを描いていたのか?
サークルの先輩と一緒にコミケに出店したときに描いた「ウェディングピーチ」の同人誌が初漫画。
それ以降はLeaf・KEY系の二次創作と、オリジナルの漫画を描いている。
オリジナルの方はメイドロボの短編漫画と、魔法少女ものがメイン。
―― 商業用作品でのデビュー作は?
初めてイラストでお金をもらったのは、「まじかる☆アンティーク」のアンソロジー。
本格的にこちらの世界に入ったと言えるのはやはり「バイナリィ・ポット」で原画をやった時から。
―― キャラクターをデザインする際に特に気をつけていることは?
シルエットでキャラの判別ができるように意識している。
制服などのメインとなる衣装のデザインは、そのゲームならでは特徴が出せるように気をつけている。
―― 女の子を描く時に、特別心掛けていることは?
キャラ性が出る、女の子の仕草と表情には気を使う。
目じりや口元などの微妙な角度の違いで表情が全然違ってしまうので、
特に気をつけて可愛く描くように心掛けている。
―― 影響を受けた作家は?
松本零士、藤島康介、伊藤岳彦、麻宮騎亜、出渕裕。
最近では網島志朗、石田あきらなど(敬称略)。
シンプルな描線で格好良い絵を描く人が好き。
小説家だとアイザック・アシモフ、J.P.ホーガンなどのSF作家。
特にホーガンの「創世記機械」は人生を変えた一冊。
―― 描いていて楽しい絵は?
メイドさんとスク水とモビルスーツ少女を描いている時は概ね幸せ。
あとは何か食べている絵はなんとなく好き。
眼鏡のずれをなおすというシチュエーションには心惹かれる。
―― 描かれるイラストの中で自分らしさが一番出ている部分は?
全体から良い意味で「べっかんこうらしさ」がにじみ出るようなイラストを描けるのが理想。
なかなかうまくいかないが、現状で一つ上げるとしたら「目」。
―― どういったタイプの女の子キャラが好き?
基本的に庇護欲がかきたてられる、放っておけないタイプの子が好きなので、
無口で大人しい系の子なんかは大抵好き。逆に元気でおバカで空回りの子も結構好き。
無口系とは違った意味で放っておけない感じがいい。
キャラで言うと、無口系は「ToHeart」の来栖川芹香、
元気系だと「Kanon」の沢渡真琴あたりが近い。
―― 女の子に最も似合うと思う服装やアイテムは?
帽子や、ヘッドドレス、ケモノ耳など、頭につけるアイテムが好きで、
オリジナルだと大抵何かつけている。服だとエプロンドレスというかメイド服が好き。
あとはスクール水着、特にいわゆる旧スクが好き。
―― ペンネームの由来
一応本名からの連想で、大学のサークルの先輩がつけてくれた。
商業デビューの時に変えようとも思ったが、良いものが思いつかなかったので未だにこのまま。
出来ればもっと普通っぽい名前にしたいが、今更変えにくい。
―― 絵を上達させるための読者へのアドバイス
たくさん描くこと。あと、自分以外の人に見てもらって批評してもらうこと。
自分では気づかない色々な点に気づかせてくれる。
こんな風に考えているようです(笑)。